90年見続けてきた人に聞く、八木沢番楽。
上小阿仁村(かみこあにむら)八木沢(やぎさわ)集落に継承されている伝統芸能「八木沢番楽(ばんがく)」。番楽とは、秋田と山形のいくつかの地域に伝わる山伏神楽(やまぶしかぐら)の一つ。太鼓、笛などの伴奏に合わせ、数種類ある演…
編集・文:矢吹史子 写真:船橋陽馬
2019.11.27
上小阿仁村の国道添いに佇む「髙橋旅館」。この前を通るたびに、たくさんの看板やのぼりが目に入ります。 その中でも気になっていたのが「みやまいなり」の文字。旅館オリジナルのいなり寿司なのでしょうか? どんなものなのか気になり旅館を訪ねると、店主の髙橋健生さんが出迎えてくださいました。
——「みやまいなり」というのぼりが気になったのですが、これは、いわゆる「いなり寿司」なんですか?
——こちらは、旅館と一緒に食堂もやられているんですね。
——こちらの旅館はどのくらい続いているんですか?
——180年というと、ご主人で何代目になるんですか?
——わ〜!ぜひお願いします!
——きれいに並んでいますね!
——このタレが、くどくない甘辛さで最高でした!
——ずいぶんと手間ひまがかかっていますね。これを1日どのくらい作られているんですか?
——みやまいなりは、いつ頃から作り始めたものなんですか
——米を使って「新しい名物を!」と?
——400個も作るとなると、もはやすっかり名物になったのでは?
——この味に辿りつくまでにも時間がかかったのでは?
——ご夫婦で一緒に試行錯誤された?
——市販の型じゃないんですね!
——「みやまいなり」っていう名前もきれいですね。これは、鏡子さんが付けたんですか?
——賞状がいっぱい! いろんなコンクールに出されているんですね。この「深山プレミアム」というのは……?
——「そば羊羹」「フルーツほおずきドレッシング」っていうのもありますね。
——ここには「あるもの」がたくさんあるから、いろいろできるんですね。
——こちらに嫁がれてどのくらいになるんですか?
——でも、なんだかとても楽しそうに映ります。
——無心になって、没頭できる?
——今日はありがとうございました。
【髙橋旅館】
〈住所〉上小阿仁村沖田面字屋布91
〈TEL〉0186-77-2507