不妊治療の未来を変えるために
今、日本では、夫婦の5.5組に1組が不妊治療をしている、もしくは経験者であるといわれています。また、日本人の体外受精の実施件数は世界でもトップで、16人に1人が体外受精で産まれているといわれています。しかし、体外受精をす…
編集・文:矢吹史子 写真:船橋陽馬、ファームガーデンたそがれ
2021.04.28
潟上市の農家、菊地晃生さん、みちるさんご夫妻が営む「ファームガーデンたそがれ」。農薬や化学肥料に頼らない農法で、米を中心に、大豆、小麦、野菜などを収穫するとともに、ジャムや味噌などの加工品も手掛けています。
そんな彼らが1年間かけて実施するプログラム「たそがれ野育園」は、大人も子どもも分け隔てなく、野や自然から学ぶことができるというもの。
2014年から始まり、年々入園者が増え、今年は延べ120人以上にもなっているといいます。
この野育園を通じて菊地さんたちは、あらゆる分野にみられる人材不足、後継者不足などの課題に一石を投じるような実践をしているんです。
菊地さんご夫妻にお話を伺います。
——実際、どんな方が参加されているんですか?
——子どもたちも農作業を手伝うんですか?
——そういう成長が見られるのは嬉しいですね!
——昔はみんなそうやって米を作っていたんですよね。
——入園された方は米だけでなく、その時間や体験を購入しているんですね。
——考え方がガラっと変わりますね!
——稲刈り騒動?
——すごい!!
——たしか昨年、魚の販売もしていましたよね?
——ボランティアや仲間を募るとき、「来てください」と伝えても難しいこともありますよね。どうしたら「やっていただいている」「やらされている」にならない仲間作りができるのでしょう?
——農業を始めたころの「環境を作りたい」という思いが今、形になってきているように感じます。
【ファームガーデンたそがれ】
〈HP〉http://tasogare.akita.jp/