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編集・文:矢吹史子 写真:船橋陽馬、高橋希
2019.09.18
男鹿半島の戸賀湾に佇む「男鹿水族館GAO」。GAOというと、秋田県内の方々はこんなイメージが強いのではないでしょうか?
このように、華やかな展示や生き物が印象的なGAOですが、今回ご紹介したいのは「日本の海水魚」のコーナー。
ご覧のとおり派手さはないのですが、ここを見たあと私たちは「海の生き物って楽しい!」という気持ちでいっぱいに。
そんな気持ちにさせてくれたのは、このコーナーの担当学芸員、嶋田遥香さんです。嶋田さんの解説で魚たちを見て行きましょう。
——足で美味しさを察知して口で食べる?! おもしろい!
——カスベ、美味しいですよね〜。あっ! 水槽を見ながら「美味しそう」は不謹慎なんでしょうか?
——こっちの子の、口の先にあるヒゲみたいなものは何なんでしょう?
——漁師さんが獲ってきたものを展示するということもあるんですね。
——水族館にはいろんな魚がいますが、エサはそれぞれ違うものを与えるんですか?
——大水槽には、かなりの種類がいますよね。争いにならないものなんでしょうか?
——なるほど〜。順番にお腹を満たしてあげる、ということなんですね。例えば「この子、調子悪そうだな」というのは、見ただけでわかるんですか?
——体の表面に、サインとして出てくるんですね。
——なるほど〜! あれ? 目がない子もいますね。どうしたんでしょう?
——へえ〜! 実際に担当されている方から聞くと、魚にどんどん興味が湧いてきますね! 嶋田さんは、ご出身はどちらなんですか?
——もともと、魚の関係の勉強をされていたんですか?
——水族館のどういうところに惹かれたんでしょう?
——その奥深さに気付いてしまった?
——「魚が好き」ということもありつつ「伝える」ということにも興味があったのかもしれませんね。
——水族館に勤めてどのくらいになるんですか?
——これから、この水族館でやっていきたいことなどはありますか?
派手さはなくとも、生き物としてこんなにも魅力的な魚たちがいる。それを知る喜びを、嶋田さんが教えてくれました。そして、こんなふうに魚が大好きで、いきいきと語ってくれる人がいることも、GAOの魅力の一つのように感じます。
水族館で学芸員さんを見かけたら、ぜひ声をかけてみてはいかがでしょう? 嶋田さんに限らず、それぞれの視点で生き物たちの魅力をたっぷりと伝えてくれるはずです。
【男鹿水族館GAO】
〈住所〉秋田県男鹿市戸賀塩浜
〈TEL〉0185-32-2221
〈営業時間〉9:00~17:00(最終入館30分前)※季節により変動あり
〈定休日〉冬季あり(HPで確認ください)
〈HP〉http://www.gao-aqua.jp/