井川町で出会った「油も売ってるアイス屋さん」??
井川町(いかわまち)周辺で、ガソリンスタンドを探していたときのこと。桜の名所として知られる日本国花苑という公園の真向かいに、おなじみのスタンドのロゴを発見!……とともに、不思議な看板が目に飛び込んできました。
編集・文:矢吹史子 写真:高橋希
2019.05.08
大潟村は、1964年、日本で2番目に大きい湖だった「八郎潟」を干拓して生まれた村です。その大部分が農地。日本農業のモデルとなる農村を目指して作られ、全国各地からの入植希望の中から589戸が入植しました。
その背景が丁寧にまとめられているのが「大潟村干拓博物館」。恥ずかしながら、私はまだ行ったことがなかったのですが、なんとこの博物館、事前に申し込みをしておくと入植者の方が自ら館内や村をガイドをしてくださるというのです。早速、申し込みをして、数日後、博物館を訪ねました。
この日のガイドを務めてくださる、大潟村案内ボランティアの会、会長の石原敏子さんがお待ちかねです。
——ご主人は長野でも農業をされていたんですか?
——お互いの欲望が一致したんですね!
——国際的な背景?
——それぞれの田んぼはどうやって決められたんですか?
——なかなかハードルが高いですね。
——住家は用意されていたんですね。
——排水しつつ、取り入れるところもある。常に循環しているんですね。
——入植者のご家族は訓練所を終えてから大潟村に来たんですか?
——石原さんはどんなグループだったんですか?
——土地がぬかるんでいるから、大型機械が埋まってしまうんですね?
——秋田に来られて、文化の違いもあったのでは?
——退路を断たれてしまうということですか?
——今日はリアルなエピソードをたくさん伺えて、感動しました。
——ほかのガイドさんに案内してもらったら、また違ったお話が聞けるんでしょうね。
【大潟村干拓博物館】
〈住所〉 秋田県南秋田郡大潟村字西5-2
〈TEL〉 0185-22-4113
〈開館時間〉 9:00~16:30(※入館は16時まで)
〈休館日〉 4月~9月:毎月第2・第4火曜日
10月~3月:毎週火曜日
年末年始(12月31日~1月3日)
(火曜日が祝日の場合は翌日が休館日)
〈入館料〉 一般・大学生:300円(250円)
小中学生・高校生:100円(50円)
( )内は15名以上の団体料金です。
〈HP〉 http://museum.ogata.or.jp/