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なんも大学

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なんも大学発! たけやのパンが完成!!

2018.9.5

このたび、秋田の地元パン「たけや製パン」から2つの商品が誕生しました。

「カステラサンド いちじくジャム」

「クレープケーキ いちじくジャム」

現在、秋田県内のスーパーを中心に発売中のこの2つの商品。じつは、これらが生まれた背景には、今年3月のなんも大学の特集がありました。

秋田の地元パン①教えて!あなたの推しパン

特集のなかでは、たけや製パンの製造現場、新製品会議などの現場を見せていただくとともに、なんも大学からあたらしいパンの提案もさせていただいていたのです。

そのときの提案がこちら。

「いちじくアベックトースト」
ロングセラー商品の「アベックトースト」に、秋田県にかほ市特産のいちじくを使用するという提案でした。これをきっかけに、いちじくを使った商品の開発がスタート。そして、約半年を経て完成したのが今回の2つの商品です。

この開発に携わった、たけや製パン営業部企画課長 加藤勇人はやとさんにお話を伺います。

たけや製パン営業部企画課長 加藤勇人さん

当初はアベックトーストというご提案をいただいていましたが、今回はできるだけいちじくに馴染みのない若い世代にも伝えていきたいということで、学生に人気の「カステラサンド」「クレープケーキ」の2つにさせてもらいました。

にかほ市で開催のマルシェイベント「いちじくいち」のキャラクター「いちじくいちを」が大きくあしらわれたパッケージが目印!

じつは私自身、いちじくに馴染みがなかったので、正直不安もありました。でも先日、実際にいちじくの畑を見せてもらってから「これはいけるんじゃないか!」と思いが変わりました。畑のある山自体が甘い! その香りに感動しましたね。

今回のジャムはそのにかほのいちじく100%。香料も使っていません。
まずはいちじくの入口として、食べやすさを重視して作りました。今後は、さらにいちじくの風味を感じるものを提案していけたらと思っています。

そのいちじくのジャムの製造を担当したのが、にかほ市のいちじく加工店、佐藤勘六かんろく商店。代表の佐藤れいさんのお話です。

佐藤勘六商店 佐藤玲さん

この、鼻を抜けるような香りが、まさに「にかほのいちじくらしさ」なんですよね。実際、ものを前にすると感慨深いとしか言えないです(笑)。

今までのにかほのいちじくは、「いちじくが好きな人たちのためのいちじく」だったように思うんですが、今回、たけやさんの商品になることで、もっと広い層ににかほのいちじくを食べてもらうことができる。そのことで、とくに生産者や加工をしている人たちの熱が上がって、それが、にかほという地域そのものの振興になっていくんじゃないかと思っています!

*にかほ市のいちじくについては、なんも大学「北限のいちじく」をご覧ください!

北限のいちじく①「北限のいちじく」とは?

この、「カステラサンド いちじくジャム」「クレープサンド いちじくジャム」は、10月末まで、秋田県内のスーパーを中心に販売されるほか、東京有楽町の秋田ふるさと館でも販売中。 そして、10月6日(土)、7日(日)ににかほ市で開催されるマルシェイベント「いちじくいち」でも販売予定です。

「にかほのいちじく」の新しい魅力をご堪能ください!