ガイドさんは入植者! 干拓博物館で大潟村のリアルを学ぼう。
大潟村(おおがたむら)は、1964年、日本で2番目に大きい湖だった「八郎潟(はちろうがた)」を干拓して生まれた村です。その大部分が農地。日本農業のモデルとなる農村を目指して作られ、全国各地からの入植希望の中から589戸が…
編集・文:じゃんご 写真:船橋陽馬
2019.08.21
毎年、三種町で開催されている「サンドクラフトinみたね」を知っていますか?
これは、環境省の「日本の快水浴場百選」にも認定されている釜谷浜海水浴場で繰り広げる砂像制作展示イベントです。

環境とアートによる「まちづくり」と、子どもに夢を与え郷土愛を育てることを目的に開催されているイベントで、23回目となる今年は、7月27日、28日の2日間で34,000人が来場し、大盛況となりました。





なかでも、ひときわ注目を集めたのが、招待作家による「特別砂像」の数々。




いかがですか? ものすごいクオリティですよね! でも、この砂像たち、どうやってつくられているのでしょう? 見るほどに、「雨や風で崩れないの?」「制作期間はどれくらい?」と、裏側も気になってきますよね。
そんな疑問もあろうかと、じつは、開催直前の会場へ潜入してきました!
このイベントの「砂像プロデューサー」を務めている保坂俊彦さんにお話を伺います。


——この砂像は……ゾウ……!?



——遠くから作業を見ていたのですが、保坂さん、何も見ないで制作していますよね? 設計図って無いんですか?



——小さい! これが設計図!?

——文字や数字も書いてないんですね。「ここは〇センチ」とか。



——なんというアドリブ力……。ちなみに、砂像の制作期間はどれくらいですか?

——そんな短期間で作られるんですか?!




——え!いいんですか!?それでは失礼します……。

——うぉ~!!固い。なんだかアスファルトみたいですね~。砂像って触ったらすぐ崩れちゃうものだと思っていました。これだったら風もしのげそう。


——細かい部分まで模様がついてる! 近くで見ると遠くから見るのとではまた違った砂像の雰囲気を味わえますね。




——サンドクラフト専用の道具で制作しているのかと思っていました!



——保坂さんが首にかけているのはなんですか?

——なるほど~!いろんな道具を駆使して作業していくんですね~。

——保坂さんのような砂像彫刻家は日本にどれくらいいるんですか?




——砂像彫刻家という職業の魅力はどんなところですか?




このイベントで制作される砂像は、毎年決まったテーマに基づいてつくられています。
今年のテーマは「Renew~更新~」。
じつは、今年保坂さんが制作している「ガネーシャ」は、1997年の第1回開催の際と同じモチーフなんです。その時の「ガネーシャ」がこちら。



——そこからの「Renew」。かつてのものと比較して見ると、まさに大幅に「更新」されていますね! 23年を経たガネーシャ、ご自身の評価は?

——23年関わっていると、このイベント自体も変わってきたのでは?




イベントの開催は終了したものの、今年の砂像は、2019年9月1日まで展示されています。
保坂さんのガネーシャをはじめとする、素晴らしい作品を見に、釜谷浜海水浴場へぜひ足を運んでみてはいかがしょうか?
【サンドクラフト2019inみたね】
〈開催日〉2019年7月27.28日
〈砂像展示期間〉2019年9月1日まで
〈会場〉釜谷浜海水浴場:秋田県山本郡三種町大口釜谷
〈TEL〉0185-85-4830(実行委員会事務局)
〈HP〉http://sand-mitane.com/