ガイドさんは入植者! 干拓博物館で大潟村のリアルを学ぼう。
大潟村(おおがたむら)は、1964年、日本で2番目に大きい湖だった「八郎潟(はちろうがた)」を干拓して生まれた村です。その大部分が農地。日本農業のモデルとなる農村を目指して作られ、全国各地からの入植希望の中から589戸が…
編集・文:矢吹史子 写真:高橋希
2019.04.17
秋田では、夏になると道路端にパラソルを掲げたアイス売り「ババヘラアイス」が現れます。売り子のお母さん「ババ」が「ヘラ」でアイスを盛りつけることから「ババヘラ」と呼ばれるこのアイスは、秋田の夏の風物詩といえる人気の冷菓。
しかし、秋田の冷菓はこれだけじゃありません! 今回ご紹介するのは、このババヘラアイスに負けず劣らず印象的な名前の「じゃっぷぅ」。能代市二ツ井で長く愛されている冷菓です。
「じゃっぷぅ」を求め、いざ、二ツ井へ! やってきたのは、コンビニエンスストア「ファミリーマート秋田二ツ井店」です。店内に入ると、早速、商品のポップがずらり。
鮮やかなピンク色からすると、かなり甘いのでは? と想像してしまいますが、口に含んでみると意外にスッキリ! イチゴ味がベースで、かき氷よりもきめ細やか、アイスクリームよりも爽やか。シャリシャリしつつもなめらかな舌触りがたまりません!
美味しくいただいたところで、この商品の背景に迫っていきます。お話を伺うのは、このファミリーマートを経営されている、株式会社三國屋の代表、三國康彦さんです。
——当時も、今と同じようなものだったのでしょうか?
——そういうものは、当時はほかの地域にはなかったんですか?
——それにしても「じゃっぷぅ」とは、なかなかインパクトのある名前ですが、どういうところから付けられたんでしょう?
——そうなんですか?!
——お父さんの努力の末に、今のじゃっぷぅがあるんですね。
——ベースとなるじゃっぷぅは、イチゴ味だけなんですね?
——これから何か新しい取り組みもお考えですか?
【じゃっぷぅ(ファミリーマート秋田二ツ井店)】
〈住所〉秋田県能代市二ツ井町小槻ノ木9
〈TEL〉0185−73-2222