西馬音内、冷やかけそばめぐり
羽後町(うごまち)といえば、日本三代盆踊りの「西馬音内(にしもない)の盆踊り」で知られる町ですが、私は、この町で一つやってみたいことがありました。それは「そばの食べ比べ」。羽後町は、「西馬音内そば」とも呼ばれる冷やかけそ…
編集・文:矢吹史子 写真:高橋希
2020.02.19
春の到来とともに、秋田の人々が心待ちにしているのが「山菜採り」。山選びに始まり、採り方や食べ方など、それぞれに大いなるこだわりがあるなか、見逃すことができないのが、その道具。
こだわりのアイテムがさまざまあるなかで、オリジナルの「山菜採り用リュックサック」を作っている店があるということで訪ねてみることに。
やってきたのは、湯沢市にある「マルサンカバン店」です。
今回はこの店の店主、佐藤潤さんにお話を伺います。
——一番大きなサイズのものは、何kgくらい入るんでしょう?
——50kg!? 大人を一人背負うくらいですよ。
——それまでは、カバン屋の経験はなかった?
——山菜リュックは、どういう経緯で始められたんですか?
——佐藤さんはいつごろからこちらを継がれたんですか?
——店を継ぐ意思が元々あった?
——秋田の人たちの山菜への愛はどこから湧くものなんでしょう?
——山菜は、厳しい冬を乗り越えて春を迎えられたという、喜びその象徴なのかもしれませんね。
今年は暖冬なので、そろそろ山菜採りの準備をし始める人もいるのでは?
——日々、作っているなかで、どんなことを心がけていますか?
——秋田はとくに、自然が隣り合わせにありますからね。カバンというと、ファッションの要素も強いなか、この店の商品は、あくまで実用が第一。
【マルサンカバン店】
〈住所〉湯沢市柳町1-3-7
〈TEL〉 0183-73-3717
〈HP〉http://www.yutopia.or.jp/~marusan/