一芯二葉。檜山の茶園主×神主。
能代市・檜山(ひやま)地区にある「元祖檜山茶大髙園(がんそ ひやまちゃ おおたかえん)」で生産されている檜山茶は、280年以上に渡って受け継がれてきた歴史のあるお茶です。「北限のお茶」としても知られ、商業生産されている日…

編集、文:矢吹史子 写真:船橋陽馬
2020.03.11
村に入るとすぐに現れる「仙人の郷」という看板、橋のたもとや、公共施設の前などには仙人の像……そして、毎年「仙人修行」まで行われているという東成瀬村。
ここまで「仙人推し」なのはいったいなぜ? かつてここに仙人がいたとでもいうのでしょうか?


その真相を探るべく、仙人修行の窓口になっているという、一般社団法人 東成瀬村観光物産協会(東成瀬村役場内)を訪ねました。

お話しいただくのは、会長の谷藤司さんです。
——まずは、この村と仙人の関係についてお伺いしたいのですが。

——仙人がいた訳ではなく、地名が仙人ということなんですね。でも、ここまで「仙人推し」をするようになったのには、どういう背景があったのでしょう?



——なるほどー。

——修行というのはどんなことをするんですか?








——集まるのは、どんな方なんでしょうか?

——20回!?

——半信半疑で始まった企画だったかもしれませんが、何年も続いて、たくさんの仙人が生まれているんですね!



参加者のなかの一人に電話でお話を伺うことができました。秋田市在住の阿部まみ子さんです。


その後、修行の場の一つである永伝寺を訪ね、仙人修行についてさらに伺ってみたところ、この開催の目的には、別の側面もあることが見えてきました。

お話いただくのは、住職の武藤直哉さんです。

——仙人修行は35回になると伺いました。武藤さんがこちらに来て間もなく、仙人修行が始まったということですね?


——そうだったんですね! 繰り返し参加される方も多くいらっしゃると聞きました。その魅力というのはどこにあると思いますか?



——20年も通っている方もいるとのこと。年に一度ここへ来ることが習慣になっているのかもしれませんね。


——修行以上の広がりが出てきているんですね!

——自分自身の修行でもありつつ、チームワークを育む場でもあるんですね。

——県外からいらした武藤さんからみた、「東成瀬の魅力」というのはどういうところでしょう?



——この仙人修行というのは、参加した人たちのためのものかと思っていたんですが、村や秋田の人にとっても必要なことでもあるんですね。


【一般社団法人 東成瀬村観光物産協会】
〈住所〉東成瀬村田子内字仙人下30-1
〈TEL〉0182-38-8411