毎日バズってる秋田犬アカウント「あきほ」の中の人に会ってきました。
ピンと立った耳に、くるっと丸まった尻尾、フワフワの毛なみ、大きな体が特徴の秋田犬。その人気は年々高まっており、2018年の都道府県キーワード検索では1位の「TOKYO」に僅差で「AKITA」が2位となりましたが、これは秋…
編集・文:矢吹史子 写真:鄭伽倻
2020.12.09
現在公開中のアニメ映画「鬼滅の刃」。興行記録を次々と更新し、大ヒットとなっている本作ですが、この作品のエンドロールに驚きました。そこには「つむぎ秋田アニメLab」という企業名があったのです。調べてみると、今年秋田市にできたばかりのアニメーション制作の会社のよう。
「秋田の企業が関わっているなんて!」そんな単純な喜びから取材に向かったものの、この会社が挑むアニメ制作の新たな形に、大きく心を震わされました。
株式会社つむぎ秋田アニメLab、秋田スタジオマネージャーの桑原智也さんへのインタビュー、ぜひお読みください。
——300カット?!
——そんなに!?
——なるほど〜。
——なるほど〜。
——ということは、桑原さんが秋田のご出身ということなんですか?
——アニメの仕事からは離れていた桑原さんと、秋田のご出身ではない櫻井さんが、秋田でアニメの会社を始めるというのには、どんないきさつがあったんでしょうか?
——櫻井さんは都心でやることをイメージされていたのでは?
——リスクというのは?
——では、桑原さんがこうしてこの会社にいらっしゃるというのは……?
——おもしろいですね! ご自身としても、まさかこの世界に戻る、しかもそれが地元秋田で、というのは考えてもみなかったのでは?
——全国的にみてもこういう会社はないんでしょうか?
——桑原さんはアニメへの憧れや未練はなかったんでしょうか?
——そういうなかで、櫻井さんは続けていった?
——アニメという日本を代表する文化でも、背景にはとても危うい労働環境があるんですね。
——会社として「アニメーション予備校」というものも開設されているとのこと。これはどういう仕組みなんでしょう?
——どのくらいの期間学ぶのでしょう?
——飛び抜けた一人を生み出すことより、一定のレベルを持った人をたくさん生み出すことのほうが、アニメーション制作においては意味があるということなんですね。
——このような仕組みは、ほかの業態へのヒントにもなりそうですね。
——でも、秋田でもこういう仕事ができる、というのは夢がありますよね。
——アニメ制作の状況と秋田という環境がフィットしたにすぎないのかもしれませんが、結果的に秋田に雇用が生まれたりと貢献になっていますよね。
——東京だから、秋田だからとこだわらず、志すところに対して合理的に進まれているところが素晴らしいですね。これからは、どんなことを目指しているのでしょうか?
——オリジナル作品というのは?
【株式会社つむぎ秋田アニメLab】
〈住所〉秋田市旭北栄町1-48 トラパンツビル4階403号室
〈TEL〉018-827-7066
〈HP〉https://www.tsumu-sakuga.com/