秋田八丈がくれた「贅沢」。
あわい色調の格子柄。モダンで、英国のチェック柄にも通じる品格を感じさせるこちら、じつは、秋田に200年以上続く「秋田八丈(はちじょう)」という絹織物なんです。 八丈島で生まれた絹織物が全国に伝わり、秋田では、地元産の植物…
編集・文:矢吹史子 写真:高橋希
2021.03.31
「あきたタウン情報」。秋田県民ならば、誰もが一度はそのページをめくったことがあると言っても過言ではないほどの、秋田を代表する月刊情報誌です。
創刊は1985年。毎号2万5000部を発行し、長きにわたり、秋田の食、店、人などの情報を幅広く伝えてきています。
このたび、現編集長である和賀美輝子さんにお話を伺い、和賀さんご自身の編集者としての考えや、紙媒体のメディアを通して見てきた秋田の変化などを伺いました。
——和賀さんは、もともと、雑誌を作る仕事に興味があったんですか?
——現在、編集スタッフは何人いらっしゃるんですか?
——そんなに少人数でこの量を?! ちょっと想像がつかない……月刊誌の編集というのは、実際、どんな業務があるのでしょうか?
——ひゃ〜、めまぐるしい……。頭の中がパズルみたいになっているんでしょうね。
——そのくらい、突っ走ってきた。
——毎号の特集を考えるのも大変そうですね。
——たくさん持っている情報に、どういう串の刺し方をするか、というところが大事なんですね。特集自体にも、秋田の変化を感じるところがあります。私の実感としては、10年前はパン屋やカレーのお店って、あまりなかったんですよね。それが今では特集ができるほどになっている。
——関わってこられた18年、紙媒体からインターネットへどんどん変化していった時期ですよね。紙媒体の意味を考えるような時期もあったのでは?
——紙のコンテンツの良さはどういうところにあると思いますか?
——「一覧性」というのは?
——能動的に情報を得ようとするならウェブのほうが早いけれど、偶発的な出会いは雑誌ならではの魅力ですよね。
——銀行や美容室などにもよく置かれているので、なんとなく手にとって見たのをきっかけに、新しい情報を知ることがよくあります。
——メディアをやっている側からすると、みなさんからの反響というのが、本当にモチベーションになりますよね。
——続けていくなかでの苦労もあるのでは?
——どんなことが悔しかったんでしょう?
——どうやって乗り越えたんですか?
——負けず嫌いな性格でもある?
——編集長として7年やられているということは、そろそろ次に繋いでいくところもお考えなのでは?
——次の世代に向けた、編集の極意というのは何かありますか?
——18年携わってこられて、秋田自体が変わってきていると感じるところはありますか?
—— それでも、18年間の情報の蓄積を考えると、和賀さんは、秋田の生き字引きと言ってもいいほどでは?
——情報を伝えた、その先がどうなっていくことをイメージされていますか?
【あきたタウン情報】
毎月25日発行
〈住所〉秋田市山王新町1−29
〈TEL〉018-838-1225
〈HP〉https://akita-townjoho.jp/